当店のつぶあんは、粒一つ一つがしっかりしているので小豆本来の味を逃がしません。色、ツヤが違います。
吹雪は、伊勢芋から作った生地でつぶあんを包んだ和菓子の定番商品ですが、今では、機械で簡単に作れてしまう商品です。
しかし機械で作ると、つぶあんの粒がつぶれてしまいます。だから手造りに勝るものはないのです。
当店自慢の粒あんは、北海道産小豆の中でも、最高級の雅(みやび)という品種の小豆を使用し、１日中かけて炊き上げます。
粒あんの命は、小豆の粒をつぶさないように炊き上げることが大切です。一晩水に浸し、小豆に水分を充分含ませるところから始まります。
小豆の粒をつぶさないためには、弱火で、コトコト、小豆のアクを丁寧にとりながら長時間かけて炊き上げます。

全て手作業で、最高級の伊勢芋の皮をむいてすり潰し、砂糖と合わせた生地を作ります。
この芋の生地と、浮き粉を混ぜ合わした生地が、吹雪（田舎饅頭）の薄皮生地となります。
蒸気で蒸す事により、芋の生地がふくらみモチッとした食感と、粒々の粒あんの吹雪に仕上がります。
添加物を一切使わない、昔ながらの懐かしい定番の薄皮田舎饅頭はいつ食べても飽きない和菓子です。

粒あんの命は粒々感！この小豆の粒を壊さないように粒々感を残すことが本当に難しいです。
丸一晩かけてゆっくりと水を浸透させ、翌日に丸1日かけて弱火でじっくりコトコト粒が壊れないように炊き上げます。
丸２日かけて作る粒あんは、小豆の旨味を凝縮した当店自慢の粒あんです。
完全自社製の粒あんと、伊勢芋の生地を使用した薄皮田舎饅頭はいつ食べても飽きない昔懐かしい和菓子です。